
そろそろお子さんの幼稚園の説明会や体験会の時期ですね~
昔と変わって今は幼稚園にも随分いろいろありますねよ~(^^)
最近だと、英語やモンテッソーリ、シュタイナー、ヨコミネ式などなどいろいろな教育法をよく耳にしますよね!
いろいろな教育法の幼稚園の選択肢が増えたぶん、どこの幼稚園にすべきか悩んでるお母さんは多いのではないでしょうか?
わかります!!
転勤族の私も転園するたび何度も頭が剥げそうになるくらい___________
それはそれは悩みました!!
そこで今日は実際に我が子が初めて通った保育園だった、
- モンテッソーリ保育園の特徴
- 実際に感じたメリット、デメリット
- そして縦割り保育や向き不向きについて
の私の感じた感想をお伝えしますね!
Contens
モンテッソーリ園の特徴
我が家が通った保育園では毎日午前中約40分ほど、お縦割り保育で様々な教具を使った「お仕事」と言われる活動をします。
自分で今日のお仕事を選び、その教具を自分で運び、お手本を見たりして活動し、自分で終わりを決めて、自分で片付ける
といった一連の流れがあります。
この縦割り保育をすることで、お兄さんお姉さんのお仕事の様子を見て興味を抱き、次は自分もやってみようと順番を待っている子もいます。
この「お仕事」がモンテッソーリの一番わかりやすいイメージかもしれませんね。
時間は40分ほどでしたが、人によって集中していた場合、15分くらい延長して本人の意思を尊重していたようです。
「お仕事」に使用する教具ですが、年齢によって「敏感期」と呼ばれる発達段階に合わせたものが用意されています。
モンテッソーリ教具で有名なのは、ピンクタワーや、茶色の階段などですが、
これらを使用していたのは大体2歳児(つまり3歳代)の子が
取り組んでいたようです。
我が子は入園したのは1歳~2歳半まででして、パズルや円柱差しやシール貼り、
ハートのバック作りや紙に縫い刺しなど工作に近い「お仕事」をしていました。
そして私が他の園とは全然違うと感じた一つ!!
先生たちのスタンス「見守る」「援助する」です!!
子供達に対しても、特別褒めたり、叱ったりして、
コントロールしようとする様子が一切なかったです。
親に対しても「こうしなさい」とか「モンテッソーリでは・・・」とか
一切押し付けてこなかったです。
基本受け身。
でも困った時は必ず援助。
これは家族でだいぶ救われていました。
ちなみに保護者に対して援助することを「保護者支援」と言います。
のちに様々な園行き、この「保護者支援」ができていない園の方が
とても多いことがわかりました。
モンテッソーリで身につくこと&メリット3つ
1 手先の器用さ
もともと手先を使うお仕事がたくさんある中、必然的に手先の器用さの発達は顕著に感じます。
自分の興味のあるものを自分で選ぶ為か、難しくても、モチベーションが維持されるため、どんどん器用になります。
例えば長女ちゃん、当時1歳後半で自分の衣類のボタンを閉じたり、開いたり、包丁でウィンナーを切ったり・・・
モンテに通っていない妹ちゃん現在3歳ですが、やっと今それができてきました。
このように比べても歴然です。
2 集中力&落ち着き
娘にも変化は感じましたが、、でも一番変化を感じたのは、娘より上の学年のお姉ちゃん。
実は娘が入園した時、めっちゃ大声で暴れてるお姉ちゃんがいたんです。
正直ここ、合ってないんじゃない・・?って思いましたよ。
でも娘が転勤で退園する頃には、そのお姉ちゃん、自由時間の時、めっちゃ落ち着いて茶色の階段とかパズルとか集中してやっている姿をお迎えの時によく目撃しました。
もちろん登園時イヤイヤ暴れたり元気なパーソナリティは変わってませんでしたけど、その「お仕事の時間」は別人のようにめっちゃ集中してました。
深掘りする力 一つの教具を納得のいくまでなんども(飽きるまで)集中力と並行してこの力もついてきます。
順番を守る(待つ) これはお仕事をするときの絶対ルールです。
どんなにやりたいお仕事があっても、使っている人が元の状態に片付けるまで待ちます。
これは親としてはとても助かる習慣です。(特に園の外でお友達と遊ぶ時など)
3 自主性
必ずモンテッソーリでは自分でお仕事を選びます。 入園して間も無く、何を選んだらいいかわからない子に対しても「やってみる?」と聴きます。 必ず本人にやるかやらないかは決めさせます。強制はしません。
モンテッソーリでは身につけにくいこと&デメリット3つ
1 創造力
お仕事の活動はまずはお手本を見せてもらい、それを再現するところから始まります。
決まったやり方をして、できたらそこで終わって次の教具に行く。
お仕事のやり方(知識+技術)を正確にインプットすることに集中した状態になります。
つまり、その時間はインプットの時間であり、一回の時間で何かを生み出すアウトプットまで到達しにくいということです。(毎日同じお仕事をしていたら話は変わるかもしれません)
その経験を使って新たにどう生かすかは、モンテッソーリの中でより、実生活の中でその子次第になるかなと思います。
2 広げる力
これは一つの教具を使って元に戻してから次の教具を使うというルールなので仕方ないのですが、 いろいろな教具を組み合わせて活動ができないのです。
深める力を身につけるメリットと表裏一体かもしれませんね。
3 協調性
これは自主性によるものかもしれませんが、うちの娘の場合、一斉保育の保育園に転園してから、今日はみんなでこれをやるよ~、というのがあまり好きでなかったようです。
これまで活動において自分の選択や意思を尊重されていたので、違和感を感じたのかもしれません。
ただ、お友達とは仲良く遊んでいました。 必ずしも全ての場面で協調性がないわけではありません。
縦割り保育で同年代の友達できるのか
うちの長女ちゃんの場合ですが、長女ちゃん入園した時、
0歳児クラスは長女ちゃんだけでした。
そのおかげかお兄さん、お姉さんに可愛がられ、何より発達が早かった!!
その後学年も上がり、同年代、下の子も入ってきて長女ちゃんは、
同年代のことはもちろん仲のいいお友達はでき、はたまたその学年のリーダーとして、 時には下の子を可愛がることができる子になりました!
個人的にそれから今現在でも縦割り保育っていいな~と感じています。
モンテッソーリに向き、不向きはあるのか
これは正直あると思います。
ちなみに私の意見としてですが、年齢による向き不向きがある気がします。
というのも、現在の長女ちゃん、正直今モンテッソーリの習い事とか向いてないと感じるからです。
実は退園後習い事のモンテッソーリの体験にいったのですが、「もうやったことある」「つまんない」というのが彼女の感想でした。
ちいさいころ(1~2歳頃)は、自分でまだまだできることが少なく、どんなことでも自分の手先を自分の思うように使って、できることが嬉しそうだった彼女。
しかし現在の彼女は自分で、自由に何かを作りたい、人に強制されたり指示されて作るのもあまり好まない、 超頑固なスーパークリエイティビティ自由人になってしまったからです。
ただ、初めて取り組むこと、やり方の決まっているお家のお手伝いやお料理など実生活に関連するものには、モンテッソーリ流で教えてもらうのがいいみたいです。
が、自分の興味のある分野が教具以外だったとしたら、幼稚園でどこまで付き合ってもらえるのかはわかりません。
彼女の興味が、モンテソーリの教具の外へと移ったからかもしれません。
ですから、子供の興味、敏感期を親が見極め、環境を整えれば、必ずしも園や教室じゃなくてもモンテッソーリで身につくこと能力はお家でもできると思うのです。
娘のように、お姫様が好き、メルヘンが好き、お絵かきが好き、ままごとが好き、広げて色々組み合わせて遊ぶのが好きな子で、 もう自分の意思をはっきり主張する子は、もしかしたら園でのお仕事の時間が退屈に感じてしまうかもしれませんね。
ただ、手先がそんなに器用ではない次女ちゃん、この子はモンテッソーリ体験で、また行きたい、といっている子です。
次女ちゃん、自然や虫、や動物、事実、実在していることにとても関心のある子なんです。 長女ちゃんとは正反対です。
ものをあれこれ遊ばず、一つのものをじーーーーーーーーーーっくりこなすタイプ。
もちろんおままごととか好きですよ。
ただ長女ちゃんはおままごとで、人との会話、ストーリーを楽しむタイプ。
それに対して、次女ちゃん、おままごとでもお料理を作ったり、洗濯物を畳んだり、動作を楽しみ、ストーリー性全くないんです。
ですがこれも、個人のパーソナリティーによるものか、年齢によるものか、正直私にもわかりません。
もしかしたら体験で行ったところの教具の環境設定がたまたま長女ちゃんに会っていなかったのかもしれません。
あと園にによりますが、我が家の通った園には園庭はなかったのですが、毎日1日2回お散歩に出かけていました。
1日中お仕事をするわけではないのですが、自由時間に常に激しく走り回ったり、飛び跳ねたりといったりする子は何となく少なく感じました。
個人的には、「なんで?」「教えて」「自分でやる!」期の1~3歳くらいまでにモンテソーリ園に通うなら大体の子は楽しめる可能性高い
いろいろできるようになって自我を持った4~6歳くらいの子は、その子のパーソナリティによっては向き不向きがある可能性がある。
という見解です!!
まとめ
みなさん、ここまでご覧いただき、どう感じましたか?
今話題のモンテッソーリ。
やっぱり気になりましたか? それともうちのこには合わないかなあ、なんて思いましたか。
- モンテソーリの特徴
- 身につくこと
- 身につけにくいこと
- 縦割り保育はどうなのか
- モンテッソーリの向き不向き
についてお伝えしました!!
まずはお母さんがお子さんをしっかり観察し、
あとは実際の幼稚園、保育園を見学して感じた直感が一番だと思います!!
ぜひ参考にしてみてください!!